- AutoCADの価格や購入プランを表で見比べたい
- 永久ライセンスの買い方を知りたい
- 購入前の注意点を知りたい
AutoCADの購入を考えているけど、価格がよくわからなくてお困りではないでしょうか。サポートやライセンス更新も含めた、トータルの費用が予算に収まるのか不安に思う方も多いはず。
この記事ではAutoCADの価格と購入プランについて表を使って解説します。AutoCADのメリットデメリットや、購入時の注意点も解説するので納得してAutoCADを購入できます。
購入してから後悔したくない方はぜひ最後までお読みください。
AutoCADは年額71,500円(税込)、AutoCAD Plusは年額231,000円(税込)。サブスクリプションの期間は1ヶ月、1年、3年の3つです。1日単位で利用できるプランもあり、教育機関の方なら無償で使用できます。永久ライセンスの販売は終了しているため、買い切りはできません。
AutoCADはセール期間中に正規の販売元から購入することをおすすめします。長く快適に使い続けたいなら充分なスペックのパソコンを用意することが重要です。
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AutoCADの価格と購入プラン
AutoCAD、AutoCAD Plusの価格や購入プランについて、次の4点に注目して解説します。
- AutoCADは年額71,500円(税込)
- 業種別の効率化ツール付きは年額231,000円(税込)
- 従量課金制プランなら日額約3,000円
- 教育機関の方なら無償で使える ※利用資格あり
使用目的に合った購入プランを選びましょう。
AutoCADは年額71,500円(税込)
AutoCADの価格は年額71,500円(税込)です。1年契約以外には1ヶ月契約と3年契約のプランがあり、3つすべてのプランにはサポート費用も含まれています。それぞれの価格は以下の表をご覧ください。
サブスクリプション期間 | 価格(税込) | 1ヶ月あたりの価格 |
3年 | 214,500円 | 約6,000円 |
1年 | 71,500円 | 約6,000円 |
1ヶ月 | 8,800円 | 8,800円 |
1年契約と3年契約は1ヶ月当たりの価格は同じですが、1ヶ月契約はほかのプランと比べて約2,800円高くなります。長期の利用を検討している方は1年契約か3年契約がおすすめです。
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短期や不定期で利用したい方は、後述する1日単位で利用できる従量課金制プランも検討してみてください。
業種別の効率化ツール付きは年額231,000円(税込)
通常のAutoCADに業種別の効率化ツールを付けた「AutoCAD Plus」が2021年から販売されています。以下のような7つのツールセットが含まれており、ニーズに合わせて自由に使えます。
ツールセット名 | 用途 | 公式サイト |
Architectureツールセット | 建築設計 | 詳細を見る |
Mechanicalツールセット | 機械設計 | 詳細を見る |
Electricalツールセット | 電気設備設計 | 詳細を見る |
MEPツールセット (日本語未対応) | 機械、電気 給排水衛生設備設計 | 詳細を見る |
Plant 3Dツールセット | プラント設計 | 詳細を見る |
Map 3Dツールセット | 地理情報システムマッピング | 詳細を見る |
Raster Designツールセット | ラスターイメージを DWGオブジェクトに変換 | 詳細を見る |
AutoCAD Plusは1年契約で年額231,000円(税込)です。通常のAutoCADと同じように1ヶ月契約と3年契約のプランがあり、3つすべてのプランにはサポート費用も含まれています。それぞれの価格は次のとおり。
サブスクリプション期間 | 価格(税込) | 1ヶ月あたりの価格 |
3年 | 693,000円 | 19,250円 |
1年 | 231,000円 | 19,250円 |
1ヶ月 | 28,600円 | 28,600円 |
1年以上の契約にすると1ヶ月契約の場合と比べて、1ヶ月あたりの価格は9350円お得です。長期の利用を検討している方には1年契約か3年契約をおすすめします。
従量課金制プランなら日額約3,000円
サブスクリプションの買い方以外にも「Autodesk Flex」と呼ばれる、製品を1 日単位で利用できる従量課金制プランがあります。
>>Autodesk Flex | 従量課金制 | 使った分だけお支払い
事前に購入したトークンを使って、任意のユーザーが対象製品に24時間アクセスできます。トークンの単価と購入後の有効期間は次のとおりです。
- トークン単価:343.2円~429円(税込)
- 購入後の有効期間:1年間
大量購入するとトークン単価は安くなります。必要なトークン数は製品によって異なるので注意してください。たとえば、AutoCADとAutoCAD Plus(ツールセット)の必要トークン数と日額は以下のようになっています。
製品 | 必要トークン数 | 日額(税込) (トークン単価 x 必要トークン数) |
AutoCAD | 7 | 2402.4 ~ 3,003円 |
AutoCAD Architecture | 7 | 2402.4 ~ 3,003円 |
AutoCAD Electrical | 7 | 2402.4 ~ 3,003円 |
AutoCAD MEP | 7 | 2402.4 ~ 3,003円 |
AutoCAD Map 3D | 7 | 2402.4 ~ 3,003円 |
AutoCAD Mechanical | 7 | 2402.4 ~ 3,003円 |
AutoCAD Plant 3D | 7 | 2402.4 ~ 3,003円 |
AutoCAD Raster Design | 4 | 1372.8 ~ 1,716円 |
通常のAutoCADの場合、1ヶ月に3日以上使うならサブスクリプションにした方がお得です。
使用頻度が少ない方やAutodeskのさまざまな製品を試したい方はAutodesk Flexを検討してみてください。
見積もりツールあり
教育機関の方なら無償で使える ※利用資格あり
「エデュケーション プラン」を利用すると、教育機関の方ならAutodeskの製品を無償で使えます。
エデュケーション プラン
Autodeskの製品やサービスを1年間無償で使用できる、教育機関限定のライセンスを提供するプランのこと。利用資格を持っている間は毎年ライセンスを更新できる。
エデュケーション プランを利用するための主な利用資格は次のとおり。
- 13才以上(居住している国によっては14才以上)
- 認定教育機関に在学または在職している
オートデスクが主催するコンテストの参加者と指導者も利用できます。
Autodeskの製品を実際に使って、実践的なスキルと知識を身に付けたい学生や教員の方にはおすすめのプランです。エデュケーション プランの詳細については下記の公式サイトでご確認ください。
AutoCADの基礎知識
購入する前に知っておいた方がいい、AutoCADの基礎知識について解説します。AutoCADを初めて購入する方や、そもそもAutoCADってなに?という方はぜひご覧ください。
AutoCADとは世界標準のCADソフト
AutoCADとはAutodesk社が開発・販売するCADソフトのこと。1982年から今に至るまでさまざまなバージョンが発表され、世界中で数百万のユーザーが利用しています。
CAD
製図板やドラフターを使用し手書きで行っていた設計や作図を、コンピュータで行えるようにしたもの。コンピュータ設計支援を意味する「Computer Aided Design」の略語。
2次元と3次元の図面を作成できるだけでなく、電気回路図や施工図などにも対応。幅広い機能があるため建築や機械、土木などあらゆる業種で利用されています。
AutoCADはさまざまな分野で多くのユーザーに利用される世界標準のCADソフトです。
ちなみに、図面のデータ形式として一般的なdwgとdxfはAutodeskがAutoCAD用に開発したものです。
永久ライセンスは2016年に新規販売終了
Autodesk製品の永久ライセンス(買い切り)は2016年で新規販売を終了しています。現在は期間限定ライセンス(サブスクリプション)の販売のみです。
また、古いバージョンの製品は徐々にサポートが終了してきており、2022年7月以降はバージョン2011〜 2014製品のオンライン アクティベーションはできません。
アクティベーション
ソフトウェアを起動したときに製品のライセンスが有効であることを確認するプロセスのこと。ライセンスの種類、製品の購入方法、使用したダウンロード方法に応じていくつかの形式がある。
今後、永久ライセンスではAutoCADが動作せずサポートも受けられなくなります。永久ライセンスの新規購入または更新を考えている方はサブスクリプションでの契約をご検討ください。
AutoCAD LTは2021年に新規販売終了
AutoCAD LT および AutoCAD LT with CALS Toolsの期間限定ライセンス(サブスクリプション)は2021年に新規販売が終了しています。
AutoCAD LT
AutoCAD LTとは機能が2次元のみに限定されているAutoCADのこと。通常のAutoCADに比べて低コストなので、コスパを求める多くのユーザーから支持されている。
ただし、終了したのは新規販売のみなので、お持ちの期間限定ライセンスは今後も契約更新できます。AutoCAD LTの製品アップデートやリリースを入手できるため、すぐにAutoCADへ移行する必要はありません。
>>新規 AutoCAD 提供製品の発売(日本) |よくある質問(FAQ)(お客様向け)
ちなみに、AutoCADの更新費用はAutoCAD LTと同じです。動作環境もAutoCAD LTと同じなので、AutoCAD LTからAutoCADへ移行しやすくなっています。
製品名 | 新規購入費用(税込) | 1年ごとの更新費用(税込) |
AutoCAD LT | 販売終了 | 64,900円 |
AutoCAD | 71,500円 | 64,900円 |
以下のリンク先ではAutoCAD LT→AutoCADへの移行について、マンガでわかりやすく解説されています。AutoCADへの移行に不安や疑問がある方はぜひご覧ください。
AutoCADのメリット4選
AutoCADを利用するメリットは次の4つです。他のCADではなくAutoCADを選ぶ理由がわかるのでぜひお読みください。
- dwgファイルに対する最高レベルの信頼性
- 学習教材やスクールが豊富
- Macでも使用できる
- プログラミングで自動化できる
dwgファイルに対する最高レベルの信頼性
AutoCADはdwgファイルに対して最高レベルの信頼性があります。なぜなら、dwgはAutodesk社がAutoCAD用に開発した図面ファイルの形式だからです。
>>おすすめ CAD ソフト | 互換製品より AutoCAD を選ぶ 5 つの理由 | Autodesk
dwgファイルの表示と編集ができるCADソフトはAutoCAD以外にもあります。しかし、図面を正しく表示できなかったり、形状の編集ができないなど不具合が出ることも。
Autodesk社はdwgの仕様を公開していないため、他社製品でAutoCAD以上の互換性は出ません。
AutoCADは世界中で多くのユーザーが利用しており、バグの修正やセキュリティの向上などを継続的に行うことができるので安定性と信頼性が高いです。
余計な心配をせずに安心して作図をしたいなら、AutoCADで作図することをおすすめします。
学習教材やスクールが豊富
AutoCADは学習教材やスクールが豊富にあります。さまざまな業種で利用されているCADソフトなので、AutoCADのスキルは需要が高いです。
AutoCADは常に進化し、毎年新しいバージョンがリリースされています。作業をより効率化するためには新しい機能や改善された点を学ぶことが欠かせません。
AutoCADの解説動画は多数あり、書店や大手ショッピングサイトでも多くの関連書籍が取り扱われているので自己学習しやすいです。
Autodeskの公式サイトにはユーザー同士で質問や回答をしたり、製品のテクニックなどを共有したりできる場があるため、問題を解決しやすいところも大きなメリット。
学びたい気持ちがある方にとってAutoCADは最高のCADソフトです。
Macでも使用できる
AutoCADはWindows版だけでなくMac版も販売されています。Window版と同じ機能を利用できるため、わざわざWindowsのPCを用意する必要はありません。
Macのユーザーインターフェースで使用できます。
Mac版とWindows版のどちらで作成しても同じ拡張子が使えるため、作成したファイルはどちらのOSにも互換性があります。価格もWindow版と同じなので、余計な費用はかかりません。
ちなみにMacで使用できるAutodesk製品はAutoCAD以外にもいくつかあります。興味のある方はこちらをご覧ください。
>>Mac 対応 CAD | Mac 互換 CAD ソフト | Autodesk
WindowsとMacの両方で使用できる点はAutoCADの大きな強みです。
プログラミングで自動化できる
AutoCADでの作業はプログラミングで自動化できます。APIと呼ばれる、AutoCADとプログラムをつなぐ専用の窓口が用意されているからです。
API
Application Programming Interfaceの略語。「アプリケーション、ソフトウェア」と「プログラム」をつなぎ、データのやり取りができる窓口として機能する。
たとえば、AutoCAD 2024にAPIが用意されているプログラムは次の5つ。
- AutoLISP/VisualLISP
- ActiveX
- ObjectARX
- .NET
- JavaScript
APIを活用してAutoCADを自動化すれば、時間と労力を節約できたり、独自のコマンドや機能を追加できたり、作業を劇的に効率化できます。AutoCADはカスタマイズ性が高いCADソフトです。
AutoCADのデメリット3選
AutoCADのデメリットは以下の3つです。購入したあとで後悔しないように、メリットだけでなくデメリットも知っておきましょう。
- 買い切りができない
- 習得に時間がかかる
- スペックの高いパソコンが必要
買い切りができない
AutoCADは買い切りができません。前述したようにAutodesk製品は永久ライセンスの新規販売を終了したためです。2023年現在、新規で購入できるのは期間限定ライセンス(サブスクリプション)しかありません。
買い切りの場合よりも長期にわたって支払いが必要になるので、将来の予算に不安がある場合はAutoCADを使い続けることが難しいでしょう。また、30日ごとにインターネットに接続してサブスクリプションが有効であることを確認する必要があります。
インターネットに接続できない状況では使用できない場合も。
ただし、サブスクリプションもデメリットばかりではありません。最新の機能やセキュリティのアップデートが自動的に提供されたり、サポートも充実していたりメリットも多くあります。
初期投資が少なく済むため、AutoCADの購入を検討している方にとってお手軽な買い方です。
習得に時間がかかる
AutoCADを一から習得するには時間がかかります。なぜなら、AutoCADには非常に豊富な機能があるからです。
AutoCADでの作業にはコマンドが欠かせません。たとえば、線を引いたりオブジェクトを編集したり、重要な作業の多くはコマンドを使用します。
AutoCAD 2024には800以上のコマンドがあります。
多くのボタンやオプションもあるので、初めてAutoCADに触れるユーザーにとっては複雑に感じるでしょう。定期的に新機能や改善が加えられるため、使いこなすためには継続的な学習とアップデートへの対応が欠かせません。
しかし、作業の効率化や精度に直結するため、時間をかけて習得する価値は充分にあります。根気強く学習を続けることが大切です。
スペックの高いパソコンが必要
AutoCADを使うためにはスペックの高いパソコンが必要です。複雑な3Dモデルや大規模な図面など情報量が多いデータを扱うので、快適に作業するには高い処理能力が求められます。
スペックの低いパソコンではAutoCADの動作が遅くなったり、クラッシュしたり、まともに作業できない場合も。Window版のAutoCADでは以下のような動作環境が推奨されています。
オペレーティング システム | 64 ビット版 Microsoft® Windows® 11 および Windows 10 バージョン 1809 以降 | ||||
プロセッサ | 基本: 2.5 ~ 2.9 GHz のプロセッサ(ベース) 推奨: 3 GHz 以上のプロセッサ(ベース)、4 GHz 以上(ターボ) | ||||
メモリ | 基本: 8 GB 推奨: 32 GB | ||||
ディスプレイ カード | 基本: 2 GB の GPU、帯域幅 29 GB/秒、DirectX 11 互換 推奨: 8 GB の GPU、帯域幅 106 GB/秒、DirectX 12 互換 | ||||
ディスク空き容量 | 10.0 GB (SSD を推奨) |
上記の動作環境を満たすデスクトップパソコンは約10万円以上します。ディスプレイなどの周辺機器も用意しようとすると費用はもっと高額に。
予算と使用目的を考えながら、適切なスペックのパソコンを用意することが重要です。AutoCADの動作環境を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
AutoCADの口コミ
実際にAutoCADを購入したユーザーの良い口コミと悪い口コミをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
良い口コミ
・長年、業界の先頭を進んできただけあり、製図の機能が使いやすい
AutoCADの評判を全61件のユーザーレビュー・口コミで紹介
・社外とデータをやり取りする際に困ることがない
・使用しているユーザーも多くデータのやり取りの手間が省ける
AutoCADの評判を全61件のユーザーレビュー・口コミで紹介
・学生時代から使用している社員も多く、教育の手間が省け即戦力として使える。
職場以外に自宅でも図面ソフトを使用する機会があり、予算面から類似無償ソフトに初めて手を出したが、簡単なものはそれなりに時間をかければ問題なくできるが複雑になるにつれ実用的ではないと感じ、AutoCADの使いやすさを改めて実感した。
AutoCADの評判を全61件のユーザーレビュー・口コミで紹介
ユーザーの多さ、互換性の高さはトップレベルではないでしょうか。DXF形式にも当然対応しているので、他社からデータをもらうときも安心です。価格もCADソフトとしてはかなりお値打ちな部類だと思います。また、操作も比較的簡単ですし、ユーザーが多いこともあり、手習い本も書店に多くあるのでとっかかり易いです。
AutoCADの評判を全61件のユーザーレビュー・口コミで紹介
永久版はライセンス解除数に制限があり、頻繁に使用PCを変更できませんでしたが、サブスクリプションになったことでその制限がなくなりました。職場PC、自宅PC、モバイルPCにインストールして利用でき、保存先に直接クラウドストレージが利用可能になったことで、いつでもどこでも異なる環境で仕事を続けられました。
AutoCADの評判を全61件のユーザーレビュー・口コミで紹介
悪い口コミ
・アイコンによる操作とコマンド入力による操作の2つに分かれるが、アイコン操作による入力は時間がかかる。
AutoCADの評判を全61件のユーザーレビュー・口コミで紹介
・コマンド入力による操作は、バージョンアップすると操作方法が突然前触れもなく変更となることがあって戸惑う時がある。
・価格が高めなので、もう少し安くできれば良いです。
完全な互換を目指して可能ならば外注企業にも導入して欲しいが、中小企業にはサブスクリプションが価格的に厳しいと断られることも多い。
AutoCADの評判を全61件のユーザーレビュー・口コミで紹介
・使用パソコンのスペックに大きく依存するとして制作作業中は問題ないが起動にかなり時間がかかる。
AutoCADの評判を全61件のユーザーレビュー・口コミで紹介
・機能面、汎用性、知名度で間違いなくNo1なのは理解しているが値段が高い。ただ専門職のソフトだと考えればこんなもんかな、とも思う。
・バージョンの違いにより同系列の観覧ソフトで見ることはできるがデータの編集ができない。上記の観覧ソフトで変換し編集可能にはなるがいちいち別ソフトを立ち上げるのが手間。
公式サイトが使いやすくなってほしい。見た目が格好良すぎるのか、必要な情報にアクセスするまで相当な時間を要します。メールでのサポートも受けられますが要領を得ないと言うか、一往復では完了できません。特にライセンス関係の情報にアクセスしやすくなると助かります。
AutoCADの評判を全61件のユーザーレビュー・口コミで紹介
現状の機能には特に不満はありません。しかし、いまはサブスク契約になったものの、大した機能向上も無いのに毎年更新料がかかるのは、正直不満があります。Adobeのように、もっと画期的な機能を増やしてもらえるなら納得できますが、その点では要改善と思います。
AutoCADの評判を全61件のユーザーレビュー・口コミで紹介
AutoCAD購入時の3つの注意点
AutoCADを購入するときには以下の3点に注意してください。
- お得なセールが実施されているかチェック
- 正規の販売元から購入する
- パソコンのスペックが充分か確認する
お得なセールが実施されているかチェック
AutoCADを購入する前にお得なセールが実施されているかチェックしましょう。Autodeskでは新規購入のセールが時々行われているため、通常よりも安く購入できます。
たとえば、今までに以下のようなセールが行われてきました。
セール期間 | 対象製品 | 内容 |
2023/3/2 〜 3/7 | AutoCAD AutoCAD Plus AutoCAD Revit LT Suite | 1年または3年の 新規サブスクリプションが最大20%OFF |
2023/7/10 〜 7/12 | AutoCAD AutoCAD Plus 3ds Max Maya Revit LT Suite | 1年または3年の 新規サブスクリプションが最大20%OFF |
2023/9/8 ~ 9/13 | AutoCAD AutoCAD Plus AutoCAD Revit LT Suite Fusion 360 | 1年または3年の 新規サブスクリプションが最大20%OFF |
セールはいつ行われるかわかりません。セールのタイミングを逃したくない方は、下記のリンク先で「キャンペーンの通知を受け取る」をクリックし、メールアドレスを登録してください。セールの通知が届くので、お得なタイミングがわかります。
実施中のセールは当サイトでお知らせします。ぜひチェックしてください。
正規の販売元から購入する
AutoCADは正規の販売元から購入してください。正規の販売元から購入したAutoCADは法律で認められており、セキュリティと信頼性も確保されているため安心です。
無許可のコピー品はウイルスやマルウェアが含まれている可能性もあり、セキュリティのリスクを避けるために正規品を使うことが必須。
マルウェア
コンピューターやその利用者に被害をもたらすことを目的とした悪意のあるソフトウェアのこと。
正規品でないとサポートやアップデートが受けられないので、不具合の修正や新しい機能の利用に制限がかかります。不正規なAutoCADはリスクが高いため、正規の販売元から購入しましょう。
パソコンのスペックが充分か確認する
AutoCADを購入するときには、使用しているパソコンが充分なスペックを持っているか確認しましょう。
理由はAutoCADを快適に使うためです。前述したようにAutoCADは複雑な3Dモデルや大規模な図面など、情報量が多いデータを扱うので充分なスペックがないと動作が遅くなります。
充分なスペックがあれば将来のバージョンにも対応できるため、ソフトウェアのアップグレード時に追加の費用をかける必要がありません。
ちなみに、AutoCADの推奨スペックは以下のとおりです。
オペレーティング システム | 64 ビット版 Microsoft® Windows® 11 および Windows 10 バージョン 1809 以降 | ||||
プロセッサ | 基本: 2.5 ~ 2.9 GHz のプロセッサ(ベース) 推奨: 3 GHz 以上のプロセッサ(ベース)、4 GHz 以上(ターボ) | ||||
メモリ | 基本: 8 GB 推奨: 32 GB | ||||
ディスプレイ カード | 基本: 2 GB の GPU、帯域幅 29 GB/秒、DirectX 11 互換 推奨: 8 GB の GPU、帯域幅 106 GB/秒、DirectX 12 互換 | ||||
ディスク空き容量 | 10.0 GB (SSD を推奨) |
AutoCADを長く快適に使い続けたいなら、充分なスペックのパソコンを選ぶことが重要です。
AutoCADの価格を理解して賢く購入しよう
今回の記事で解説した内容をまとめます。AutoCAD、AutoCAD Plusの価格は以下のようになっています。
サブスクリプション期間 | AutoCADの価格(税込) | AutoCAD Plusの価格(税込) |
1ヶ月 | 8,800円 | 28,600円 |
1年 | 71,500円 | 231,000円 |
3年 | 214,500円 | 693,000円 |
従量課金制プラン(Autodesk Flex)での価格は次のとおり。
製品 | 必要トークン数 | 日額(税込) (トークン単価 x 必要トークン数) |
AutoCAD | 7 | 2402.4 ~ 3,003円 |
AutoCAD Architecture | 7 | 2402.4 ~ 3,003円 |
AutoCAD Electrical | 7 | 2402.4 ~ 3,003円 |
AutoCAD MEP | 7 | 2402.4 ~ 3,003円 |
AutoCAD Map 3D | 7 | 2402.4 ~ 3,003円 |
AutoCAD Mechanical | 7 | 2402.4 ~ 3,003円 |
AutoCAD Plant 3D | 7 | 2402.4 ~ 3,003円 |
AutoCAD Raster Design | 4 | 1372.8 ~ 1,716円 |
AutoCADの購入は安い買い物ではありません。価格が目的に合っているかよく調べてから購入しましょう。
安心の返金保証付き
見積もりツールあり
AutoCAD購入時のよくある質問
AutoCAD購入時のよくある質問をまとめましたので参考にしてください。
注文時に問題が発生した場合はどうすればよいですか?
Autodesk オンライン ストアのご利用時にエラーが発生した場合は、以下をお試しください。
- 別々に注文する:同じ注文で異なる製品ライセンス タイプや期間を組み合わせると、エラーが発生することがあります。製品タイプやサブスクリプション期間ごとに、注文を分けてください。
- ブラウザーを再起動する:Web ブラウザーを閉じてから再起動すると、Web アプリケーションに関連する問題が解決することがあります。
- キャッシュとブラウジング データをクリアする:前回 Autodesk ストアを訪問したときのデータが原因で、注文時に問題が発生している可能性があります。
- ブラウザーをアップデートする:Autodesk オンライン ストアの機能を利用できるように、最新バージョンを使用してください。
- 別のブラウザーを試す:他の方法を試しても問題が解決されない場合は、別の Web ブラウザーを試してください。
上記を試しても問題が解決しない場合は、サポート担当者にお問い合わせください。
オートデスク サブスクリプション | 3 つのご購入方法 | Autodesk
注文をキャンセルするにはどうすればよいですか?
オートデスク ソフトウェアのサブスクリプションを Autodesk オンライン ストアで直接注文した場合、支払いはすぐに決済されます。キャンセルするには、オートデスク サポートにご連絡ください。1 ヵ月契約のサブスクリプションは 15 日以内であればキャンセルできます。1 年契約または 3 年契約のサブスクリプションは 30 日以内であればキャンセルできます。オートデスク認定販売パートナーからご購入の場合は、該当の販売店の返品ポリシーをご確認ください。
オートデスク サブスクリプション | 3 つのご購入方法 | Autodesk
返金まで、どのくらいの日数がかかりますか?
払い戻しが承認され、処理されてから通常 5 ~ 7 営業日以内に、Autodesk Account に登録されている支払い方法に応じたクレジットが発行されます。このクレジットがいつ口座に反映されるかは銀行によって異なりますので、カード発行会社にお問い合わせください。払い戻し処理が行われると、関連するソフトウェアやサービスへのアクセスは停止されます。
オートデスク サブスクリプション | 3 つのご購入方法 | Autodesk
Flexの注文のキャンセルは可能ですか?
Flex トークンのご注文については、ご注文のトークンが未使用の場合は、購入日から 30 日以内であれば払い戻しの対象になりますが、トークンが一部でも使用されている場合は払い戻しできません。
オートデスク サブスクリプション | 3 つのご購入方法 | Autodesk
1 ヵ月契約のサブスクリプションの払い戻しは可能ですか?
はい。1 ヵ月契約のサブスクリプションは 15 日以内であればキャンセルできます。1 年契約または 3 年契約のサブスクリプションは 30 日以内であればキャンセルできます。オートデスク認定販売パートナーからご購入の場合は、該当の販売店の返品ポリシーをご確認ください。
オートデスク サブスクリプション | 3 つのご購入方法 | Autodesk
自動更新をキャンセルできますか?
ソフトウェアへのアクセスが突然中断されることのないように、サブスクリプションの自動更新はオンに設定されています。自動更新がオンの場合、Autodesk Account (英語)に表示されている契約更新日に、新たな期間分のサブスクリプション料金が請求されます。次回契約更新日までに自動更新をオフにすれば、いつでもキャンセルできます。キャンセル後も、契約更新日まではソフトウェアとサービスを引き続きご利用いただけます。詳細は、「サブスクリプションのキャンセル」を参照してください。
オートデスク サブスクリプション | 3 つのご購入方法 | Autodesk
技術サポートの利用方法を教えてください?
何か問題が生じた場合は、電話、オンライン チャット、電子メール、リモート デスクトップ サポートなど、さまざまなサポートをご利用いただけます。 サポート担当にお問い合せいただくか、セルフサービスのヘルプ リソースをご確認ください。
オートデスク サブスクリプション | 3 つのご購入方法 | Autodesk